アイピーモバイルが自己破産申請──携帯免許返上:ITmedia +D モバイル 免許取得以降から低空飛行&迷走を続けていたアイピーモバイルですが、とうとう自己破産申請という結果になってしまいました。香港の会社が登場したあたりから、かなり怪しいなと思っていたのですが、本格サービスを始まる前だったので、ユーザへの被害というものがなかったことは本当によかったと思います。
やはり携帯電話事業という「超一級の設備投資産業」への新規参入はちょっとやそっとではうまくいかないし、無難にスタートを切ったイーモバイルのマーケッティング能力と、新規参入ではなく巨額の借入金に頼りながらもボーダフォンの買収に踏み切った孫社長の決断力は並大抵ではないということが浮き彫りになったと思います。
それにしても、事業能力があるかどうかも確かめずに国民の貴重な共有財産である電波利用の免許を交付した総務省の行政責任は全く問われないのでしょうか。放送の免許は絶対にベンチャーへは交付しないのに、通信はよほど旧電電公社系が憎いのか(モバイルビジネス研究会の議論もしかりですが)、ベンチャーでもなんでも公布してしまうというのは、総務省内でも担当部署が異なれば考え方も異なるのだなと思いました。